【北九州市】 戸畑祇園大山笠 幟山

福岡県北九州市の国重要民俗無形文化財「戸畑祇園大山笠」は、福岡県の夏の三大祭りの一つに挙げられています。
映像は国連教育科学文化機関（ユネスコ）の無形文化遺産に登録された九州の五つの祭りがそろう記念イベント「祭　ＷＩＴＨ　ＴＨＥ　ＫＹＵＳＨＵ」での天籟寺（てんらいじ）の幟山笠の巡行の様子です。
このイベントでは博多祇園山笠行事（福岡市）、戸畑祇園大山笠行事（北九州市）、唐津くんちの曳山（ひきやま）行事（唐津市）、八代妙見祭の神幸行事（八代市）、日田祇園の曳山行事（日田市）から計７基が揃っており、本来なら戸畑と日田は同一日の開催の祭礼のため、また戸畑の一つの山を天籟寺・東・西・中原地区合同で掻く姿、同じく博多の七流が合同で掻く様子、八代は400年弱の歴史でこれまで出張巡行が無いなど、記念イベントならではの競演をお楽しみください。
天籟寺流に「花の御礼」の呼び声から始まり、開催場所である天神（福岡市役所）のビルの谷間に祭りの掛け声と囃子が響き渡りますが、戸畑名物「ヨイトサ」の掛け声や派手な「おおたろう囃子」が直前を進む唐津の総勢約３００人の曳き子の「エンヤー」の掛け声と威勢のいい「競り囃子」に押され気味・・